大手に頼んでも起こる?|不用品回収で一番多いトラブルと対処法
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今回は、不用品回収で最も良く起こるトラブルの実例をお伝えします。
お客様から何度も直接聞いているお話です。
聞いたことがあるような事例ではありません
役所の張り紙で見るような(↓の例のような)、詐欺まがいのめちゃくちゃな業者にひっかかったというような話ではありません。立派なホームページを持って検索上位にくるような業者に頼んでも普通に発生している話です。注意深く業者を選んだ人たちが今でも頻繁に経験しているトラブルです。
危険な不用品回収業者が増加中!トラブル実例と悪質業者の特徴を解説
- 家財を勝手に持ち出されて高額な料金を請求された
- 回収された不用品が不法投棄されていた
- 高齢者は返金されると言われ高額の料金を支払った
『片付け堂Lab』より引用
大抵の不用品回収のトラブル集に掲載されている事例は、読者の警戒心を換気するためにこのようなわかりやすい話が多いですが、
現在ではある程度情報も行き渡り、不用品回収業者も淘汰されてきましたのでの、このようなケースはかなり減っています。
重大なトラブルで一番多いのは、「作業途中で帰る」
目次に戻る注意深い人が今でもよく経験している大きなトラブル、それは、「作業を最後まで終わらせずに途中で帰ってしまう」です。
残された作業の依頼が何度も当社に来ています。
二部屋分まるごとなどの大きな案件で、見積もりで想定していたよりも処分量や作業時間が多くなってしまった場合に起こります。準備してきたトラックに載せきれなくなったり次の現場の時間が来てしまい、残った作業を放置して帰ってしまうというものです。
驚いたことに、このような業者は自分の見積もりの失敗を横において、「見積り書に2t車一台とか○○立米(立米は容量の単位。立方メートルのこと)とか書いているのでこれで作業完了です」とか言って、最初の見積もりのままの金額を請求して帰るそうです。
※ もちろん最初からそのような契約でしっかり説明した上であれば問題ありませんが、トラブルになっているのそうではないでしょう
広範囲の地域で仕事を請け負っている業者に発生しやすい典型的なトラブルで、お客様からお話を聞くとほとんどが他府県の業者(京都で言えば大阪)です。
※ もちろん最初からそのような契約でしっかり説明した上であれば問題ありませんが、トラブルになっているのそうではないでしょう
トラブル発生の前提条件(要因):
- 不用品回収業者が遠方から来ている
- 営業(見積もりをする人間)と作業員が異なる。または営業の技量が低い。
- 当日、同じトラックで次の予定を入れており、時間が来たので次の現場に向かわなければならない
2)はある程度仕方がない面もありますが、問題なのは1)と3)で、うまく仕事が回っている間はたくさんの仕事を捌けて良いのでしょうが、2)などの要因によって想定外が起こった場合にわりと簡単に発生するトラブルです。
地元の業者であれば...
多少の想定外が発生しても、地元の業者であれば、1)は当然として、3)についても、そもそも同じトラックで無理な予定を組んで何件も回る必要がありませんし、想定外により予定時間が多少超過したとしても倉庫や処分場に走って出直すこともできますので、どうにかして当日対応できる場合がほとんどです。
また地元でそう無茶なこともできませんので、誠意を持って対応し近日中に続きの作業を行うため、大きなトラブルに発展することなく私どもの耳に入ることもないのでしょう。
まとめ
目次に戻るいかがでしたでしょうか? 今回の事例は、私どもがお客様から直接聞くトラブルです。それも一度や二度ではありません。少し違うけど似たような話もお聞きします。
本記事が皆様が不用品回収業でトラブルに巻き込まれないための一助になれば幸いです。